お散歩とひとりごと(「呑みすぎ???」)
今日は、久しぶりにサイクリング。スッキリした秋晴れとは行かず、段々と雲が出てきて、どんよりとしてきてしまった。
それでも、川沿いをずっと走っていくと、お散歩をする人、キャッチボールをする親子、コスモスの花なども見られて、良い気分転換になる。
川の中を、鯉が泳いでいるのが見えたり、今年の春に生まれた子たちだろうか、カモくんたちがたくさん泳いでいるのが見える。
自転車を止めて、川岸に降りてみようかな・・・。
川岸へ降りていけるように付けられた階段をストンストンと降りていくと、カモくんたちは、す~っと離れていってしまう。
あ~、シャッターチャンスを逃した。望遠を使ってみるけれど、腕がないし、どうもピントが合わず、ボケボケ。
何とか、見られそうな2枚をアップ。
んんん、ちっちゃくて、カモくんたちの可愛さが良く分からないね。
そろそろ、私の花粉症の元【ブタクサ】の花も、咲き出しそうだね~。写真の隅っこのほうにも、つぼみらしき、ブタクサの花が見える。あと数日もすると、まっきいろの花が咲き乱れるよね・・・。
まあ、今日は、とりあえず、良い気分転換になったな~。
昨日は、後輩ちゃんのお誕生日会で、たくさん食べて、呑んだから、少しはカロリーも消費されたかしらん。
そういえば、昨日の帰りの電車はちょっとびっくりだったなあ・・・
後輩ちゃんのお誕生日を同僚とお祝いして、お腹いっぱい食べて、ワインを飲んでほろ酔い加減で、電車に乗った。
さすが、金曜。電車の中は、満員。
私は、つり革につかまりながら、立っていた。左隣は、学生さんかなあ。設計図を入れるみたいなプラスチック製の筒型のケースと、カバンを肩にかけている。ケースに、パワーパフのシールが貼ってあるのが、なんか、印象的。
電車が走り出すと、疲れて、ほろ酔い気分で、立っていても、なんだかねむ~くなってくる。
イカンイカン。こっくりこっくりしたら、人に迷惑掛けちゃうもんね。でも、あ~良い気持ちだな~。
睡魔と闘っていると、駅に到着。ふっと、見ると、左隣の学生さん、床に座り込んでしまった。気分悪いのかも・・・。そう思うと同時に、前に座っていた、二人連れの女性のうちの一人が、席を立って、学生さんに声を掛ける。
「気分悪いんですか?大丈夫?どうぞ、ここに座って。」
また、電車が走り出した。
私は、またまた、睡魔と闘い中。
ん??? 気のせい、誰か、とっても苦しそうな息遣いだよ。
「ハアハアハアハアハアア。」
いや、夢じゃない。気分が悪くなって、席を替わってもらった学生さんが、真っ青な顔をして、窓に頭を寄りかからせて、のけぞった姿勢で、息をしている。
「ハアハアハアハア」
なんだか、どんどん苦しそうになっていく。
席を替わってあげた女性が声を掛けても反応がない。
「大丈夫ですか。」
連れの女性に
「ねえ、ねえ、やばいよ。駅員さんに知らせないと。」
生憎、電車はどんどん駅を通過していくし、車掌さんに知らせるにも、10両編成の4両目か5両目くらいに私たちは、乗っていて、満員のため、車掌さんのところに行くまでも至難の業かもしれない。
周りの乗客もがやがやしだした。
「すいません!非常ボタン押してください。急病人です。」
私が叫ぶと、気が付いた人が、非常ボタンを押してくれた。
電車は急停車し、車掌さんが車内放送を入れている。
「ただいま、非常ボタンが押されましたので、停車します。暫くお待ち下さい。」
車掌さんの「どうしました。何がありましたか。」の声が、非常ボタンのしたのスピーカーから聞こえて、近くの乗客の人が事情を説明してくれた。
「急病人が電車に発生しました。このまま、最寄り駅まで、運行します。」
電車は、ゆっくりと走り出す。
「近くの駅まで、行ったら、救急車来るから、大丈夫だよ。」斜め後ろのおじさんが声を掛けた。
相変わらず、学生さんの息は荒くて、真っ青でとても苦しそうだ。大丈夫なのか、とっても心配だ。女性の人も、声を掛けているが、反応はやはり、ない。
「すみません。お医者様、いらっしゃいませんか?」
私が、大きく叫ぶと、若い男性が、
「ちょっと、見せてください。」と、乗客を掻き分けてきた。
「お医者様ですか。」
「いえ、医学生なので・・・」
若い男性が、側に来て、学生さんに声を掛け、脈などを取る。
その間に、電車は駅に到着。駅員さんの姿が見えない。
「お~い、駅員、どこだ~。」
乗客の人も、呼んでくれるが、来ない。
「病人は何処ですか~。」どこかで、駅員さんが、探しているらしい声も聞こえてきた。
「おーい、ここだ、ここだ。」
駅員さんが、駆けつけてきて、電車に乗り込み、病人を抱えだそうとしている。
「担架とかないの?」
「救急車呼んでよ。」
乗客の人が口々にいい、駅員さんは、大忙しだ。
とりあえず、駅員さんが、学生さんを抱えた時、学生さんが目を開けた。よろよろしながら、立ち上がった。
医学生と言う男性が、学生さんの荷物を抱えて、一緒に電車をおり、近くのベンチに学生さんを掛けさせる。顔は真っ青だけど、とりあえず、意識はあるみたいだ。
「呑みすぎなんじゃないか。」
乗客の誰かが、言っている。
びっくりして、事の成り行きを見守っていたほかの乗客たちも、発車する電車内にまた乗り込み、電車は走り出した。
あ~びっくり。本当に、ただの呑み過ぎだったんだろうか??? 何でもないといいけど、あの学生さん。
その後、どうしたか、大丈夫だったのかは、連れでもない、赤の他人の私には、知る由もないけれど。
駅の人たちも、きっと、こう言うことが、しょっちゅうあるんだろうな・・・。大変なお仕事だ。
それに、乗客の人たちも、みんな、良い人だったなあ。
びっくりさせられたけど、嫌な気持ちではない。なんか、皆、良い人だったね。
この記事へのコメント
かもたちも少し涼しくなり餌探しに忙しそうですね。乙女さんもサイクリングで気分転換、いよいよ秋ですね。
満員電車に駆け込んだんですが、どうにも気持ち悪くなってしまって
途中で下車し、そのままリバース(汚くてスミマセン(汗))。
その後、顔面蒼白・全身ジンマシンのまま学校に行ったことがありました。
あまり関係ないんですけど、なんか思い出しちゃいました。
こちらまで、良い気持ちになりました。ありがとう。
【セイタカアワダチソウ】の事でしょうか?←間違っていたらすみません。
カモくんたち、とってもかわいらしいですね(^^)スイスイ浮かんでても水面下の足の動きはおもしろいですよね。
大丈夫でした。乗り過ごしませんでした。医学生と言っていた若い男性は、学生さんと一緒に降りてしまったので、手前で降りられたのではと少し心配です。終電ではなかったですけど、どうされたでしょうね。
★pipimamaさん、コメントありがとうございます。
本当に、すっかりほろ酔い気分は、飛んでしまいましたよ。
学生さん、なんでもなかったらよいですね。
★手作りさん、コメントありがとうございます。
もしかして、ホームで具合悪かったのかもしれませんね。でも、遅かったから、無理して電車に乗って、辛い思いをしたのかもしれません。
この川、今年の春は沢山小鴨が生まれ、可愛い姿を皆に見せていました。
★Hayatoさん、コメントありがとうございます。
朝の電車で、私も気持ちが悪くなったり、お腹が痛くなったりして、電車を降りることもたまにあります。帰りや夜、具合が悪くなることはないのですが。具合の悪い時て、本当に、辛いですよね。
本当に、皆、優しい人ばかりでよかったです。
多分、夜の電車で、朝の通勤ラッシュの時のように、皆、カリカリしてなかったせいもあるでしょうね。
朝は、具合が悪くて、しゃがみこむ人を見ても見ないふりの人が殆どですし、以前、気持ちが悪くなって、お手洗いに飛び込んで、前に並んでた方に、吐きそうなので、順番を変わってもらえないか頼んだことがありますが、「私だって、急いでるのよ。我慢しなさいよ!!!」と、怒鳴られたことがありましたっけ・・・
★麦茶さん、コメントありがとうございます。
学生さんが心配ですが、乗客の皆さんの優しさは嬉しかったです。
学生さんがとっても苦しそうだったので、咄嗟に出た行動です。
側にいた女性が車掌さんに知らせないと、と言って下さったのがヒントになっただけです。
通勤電車だと、通路も人がいっぱい立っているので、非常ボタンくらいしか、乗務員の人に緊急を知らせる手立てがないと言うのは、ちょっと心配だなと今回のことで感じました。
★ろこさん、コメントありがとうございます。
セイタカアワダチソウ(アキノキリンソウ)とブタクサって良く似ていますね。どちらもキク科だそうです。私も、セイタカアワダチソウも苦手です。スギに比べると花粉の飛ぶ距離が短いので、これらの草の花粉症に気が付かない、潜在的な患者さんも多いそうです。
気管支炎、辛いですよね。お大事にしてくださいね。
学生さん、なんでもないといいですよね。
カモくんたち、なかなか可愛かったですよ。仲間と追いかけっこしたり、つつきあってみたり、愛嬌がありますね。
★yy-holmesさん、コメントありがとうございます。
貧血も辛いですね。私は血圧が低いので、めまいを起こすことはありますが、倒れてしまうようなことはないので、駅長室に運ばれた経験はありません。朝の忙しい時でも、心配してくれる乗客の人が沢山いるのは、嬉しいですね。
★ラベンダー日記さん、コメントありがとうございます。
本当に、大きな事故とかあったら、あの駅員さんたちの人数だとどうなっちゃうのかしらと、不安になりますね。
乗客同士も協力し合わないとならないということですね。
そんな、感動したなんて・・・。 きっと、その場に居合わせたら、他の人もしたことと思います。
★さくらんぼさん、コメントありがとうございます。
口火を切るのって、確かに難しいですね。普段だと、人の様子を伺ってしまいますが、もし、何か悪い状態だったらと心配のほうが先に立ったので・・・。
★prideさん、コメントありがとうございます。
朝の通勤ラッシュの時だったら、一瞬、非常ボタンを押すことはためらったかもしれません。後続列車とも数珠繋ぎなので、事故や遅延もきっととっても気になったでしょうし。
とにかく、他の乗客の方々が、優しい方で、本当に、良かったです。
原因はわかりませんが、学生さんのその後が気になりますね。あたしも電車通学ですが、乙女さんのような経験はまだありません。電車に乗り合わせた人たちの心配そうな顔が浮かびます。人に無関心な現代人…と言われたりもしますが、そんなことないじゃないか!って思わせる出来事ですね。
原因はわかりませんが、学生さんのその後が気になりますね。あたしも電車通学ですが、乙女さんのような経験はまだありません。電車に乗り合わせた人たちの心配そうな顔が浮かびます。人に無関心な現代人…と言われたりもしますが、そんなことないじゃないか!って思わせる出来事ですね。
私は、呑んでなくても、帰りの電車などでは疲れて、コックリコックリしてしまいます・・・。なるべく端に座って、隣の方にもたれることのない様、気をつけますが、アチャ~って事も・・・ (^_^;)
学生さん、なんでもないと良いですよね。
★あやにゃん、コメントありがとうございます。
多分、朝の忙しない時間帯の列車内のことでなかったのが幸いだったのでしょうね。
自分自身を振り返っても、気がせいている時は、人に優しく出来ないな・・・と反省しきりです。もっと、余裕のある心の広い人になりたいですけれど・・・